【提案】トレーニングの7つの原則で写真が上手くなる

写真を始めて2年半を経過してもっと写真を上手くなりたいと思っています。

最近では風景を撮ることが多く、撮影場所の違いはあるもののなんとなく同じような構図、同じような編集になってきてマンネリ化を感じています。
「成長を感じられる」というのは写真だけでなく、スポーツやビジネスでもモチベーションを保つために大切な要素かと思っています。
アイデアを出してみたところ、スポーツのトレーニングの7つの原則を写真にも当てはまれば効果があるのではと思いました。

トレーニングの7つの原則

  1. 過負荷(オーバーロード)の原則
  2. 漸進性の原則
  3. 継続性(反復性)の原則
  4. 特異性の原則
  5. 自覚性の原則
  6. 個別性の原則
  7. 全面性の原則


なぜ効果があると考えたのかというと、写真を始める前はトライアスロンをしておりIRONMAN(スイム:3.8km、バイク: 180km、ラン: 42.195km)を完走したました。
完走するまで13時間半。
そんな大会を無事に完走できたのは日々のトレーニング、そのトレーニングの裏には7つの原則を守ってたからです。


マンネリ化を脱却するためのアイデア出しですが、取り入れられるものは日々の撮影の中で意識していきたいと思います。

目次

過負荷(オーバーロード)の原則

一定以上の負荷を掛けることがトレーニングにおいて重要です。
筋トレだといつもは5kgのダンベルのところを、1kg増やして6kgで負荷を増やしてみます。
マンネリ化というのは慣れた方法を使ってしまうことなので、負荷を掛けてみることがマンネリ化脱却のヒントとなりそうです。
写真をトレーニングに当てはまてみました。

例)

  • 機能を絞る
  • ズームレンズ→単焦点レンズ
  • オートフォーカス→マニュアルフォーカス
  • デジタルカメラ→フィルムカメラ

漸進性の原則

負荷を一気に高めるのではなく、徐々に高めていくことが大切です。
スポーツだと急に負荷を高めた結果、怪我につながる場合があります。
写真で怪我につながることはそれほどなさそうですが、効果を検証するために少しずつ変化させていくのが大事かなと思います。
例えば風景メインの私がスタジオ撮影にチャレンジした場合、覚えること(ライティング、セットアップなど)が多く頭が混乱してしまいます。
ライティングをするにしても多灯ライティングではなく一灯ライティングにするなど、なんでもかんでも詰め込まないことが大切かと思います。

継続性(反復性)の原則

「継続は力なり」という諺がある通り、繰り返し行うことで強くなります。
先ほどの例でスタジオ撮影を例にしましたが、1回だけするのではなく一定の期間繰り返し続けることで習得できます。
個人的にはマニュアルや指導を受けなくてもある程度のことができるようになれば違うことにチャレンジするのが良いのかと思っています。

特異性の原則

トレーニングメニューによって効果が異なるので、目的にトレーニングメニューを一致させることが大切です。
ライティングを上手くなりたいのに、風景写真を撮りに出かけるようなことをしてもほとんど効果ないですよってことですね。

意識性の原則

目的意識をもってトレーニングをすることです。
なんでトレーニングをしているのか、目的を理解してやるのとやらないのとでは同じことをしていても結果が異なります。
素振りを毎日1000回することをするにしても、何も考えずに1000回するのと、筋肉の動きを意識して1000回するのとでは効果が異なるのは想像できるかなと思います。

個別性の原則

人によってやるべきトレーニングは異なります。
自分自身で理想と現実のギャップを理解して、それを埋めるには何をするべきか考えるのが大切です。
こんな写真が撮りたいという理想があるのに近づけない!なんてことは私もよくあるので、何が足りなくて撮れてない、編集できていないのか見極める力が必要ですね。

全面性の原則

バランス良く鍛えましょうということです。
筋肉でいうと腕をよく使うので上半身だけ鍛えればいいというのではなく、地面に設置している下半身も鍛えておかないと力を発揮できないです。
写真で言うと、それぞれ得意なジャンルがあっていいと思いますが、ポートレートも多少はできないと風景の中に人を入れた時にポージングなんかで困ってしまうみたいな感じです。
ある程度なんでもできるスキルは必要かと思います。

最後に

最新のカメラだとAFは簡単に合う、ホワイトバランスもいい感じで整えてくれてユーザーフレンドリーであることは間違い無いです。
一方で、機材の能力に頼りすぎるとフォトグラファー自身の成長ができないのかなと考えたりします。
かつて写真教室に通っていた時に最初に言われたのはマニュアルでなんでもでるようになることでした。
露出もフォーカスもマニュアルで行うことで写真家の意図を投影させなければならないということでした。

写真教室に通っていた頃から随分と経ちましたが、改めてスキルアップを目指したいと思っています。
具体的なトレーニング方法については、今後記事で紹介していく予定ですので、楽しみにしていてください。

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